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お金記事 No.55

マイルは貯めるべきか|楽天ポイント派の52歳が「やらない」と決めた理由と貯め方の基本

📌 この記事でわかること

マイルは貯めるべきか迷っている方へ。52歳・会社員がマイルを貯めない道を選んだ理由を正直に書きつつ、マイルの仕組み・必要マイル数の目安・特典航空券の落とし穴・向いている人と向いていない人を整理しました。

※本記事にはプロモーションを含みます。

先に、いちばん大事なことを書いておきます。

私はマイルを貯めていません。

ANAカードもJALカードも持っていません。陸マイラーと呼ばれる方法も試したことがありません。持っているクレジットカードは、楽天カードと新幹線予約用のJRエクスプレスカードの2枚だけです。

52歳の会社員で、旅行は年に3回ほど。国内は妻と2泊3日、海外は年末年始に私ひとりで4泊5日。マイルを貯めていれば得をした場面は、たぶんあったと思います。

それでも貯めていません。この記事では、なぜやらないと決めたのかを正直に書きます。そのうえで、マイルの仕組みと、向いている人の条件も整理しました。

「マイルを貯めよう」という記事はいくらでもあります。貯めない側の理由を書いた記事は少ないので、判断材料のひとつにしてください。


マイルとは何か

飛行機に乗ったり、クレジットカードで買い物をしたりすると貯まるポイントのことです。ANAとJALがそれぞれ独自のマイレージ制度を持っています。

貯まったマイルは特典航空券に交換できます。これが最大の使い道です。

現金値引きではなく「航空券そのものと交換する」仕組みなので、うまく使うと現金換算で1マイル2円以上の価値になることもあります。楽天ポイントのような1ポイント1円の世界とは、そこが違います。


必要なマイル数の目安

まず、どれくらい貯めれば旅行に行けるのかを見ておきます。

ANA特典航空券(ローシーズン・大人1人あたり)

行き先 必要マイル
沖縄 12,000マイル
韓国 12,000マイル
台湾・香港 17,000マイル
ハワイ 35,000マイル
ヨーロッパ 45,000マイル

夫婦2人でハワイなら 70,000マイル。家族3人なら105,000マイルです。

日常のカード決済だけで貯める場合、還元率1%のカードで100円1マイルとすると、70,000マイル貯めるには700万円の決済が必要になります。年間200万円決済する人で3年半。

この数字が、私の判断のすべてでした。


私が「やらない」と決めた3つの理由

① 生活の支払いを、旅行のために設計したくなかった

マイルを本気で貯めるなら、支払いをマイルが貯まるカードに集約し、貯まりやすい店を選び、キャンペーンを追いかけることになります。

それ自体を楽しめる人には、いい趣味だと思います。でも私は、旅行のために日々の買い物を最適化し続けるということに、あまり気持ちが向きませんでした。

私が固定費の見直しを好きなのは、一度やれば効果が続くからです。保険・通信費・車の3つを整理して年40万円ほど支出が減りましたが、その後の努力はゼロです。マイルは逆で、貯め続けないと減っていきます。

② 使い道が航空券に縛られる

マイルの価値が高くなるのは、特典航空券に交換したときです。ほかの使い道もありますが、交換レートは落ちます。

つまり 「飛行機に乗る前提」の資産です。

私の旅行は年3回で、うち飛行機を使うのは海外の1回と、遠方の国内が1回あるかどうか。乗る回数が少ないので、航空券に縛られる資産を積み上げる意味が薄いと判断しました。

③ 楽天ポイントのほうが、私の生活に合っていた

私は楽天カード・楽天証券・楽天銀行・楽天Payと、いわゆる楽天経済圏で暮らしています。生活費の支払いを楽天カードに集約すると、月に3,000〜4,000ポイントほど貯まります。年間で4万円前後です。

マイルほど「化ける」ことはありません。でも楽天トラベルの宿代にも、楽天市場の日用品にも使えます。使い道が広く、有効期限も実質的に切れにくい。

年4万円を確実に受け取るほうが、私には合っていました。


それでも、マイルが向いている人

やらないと決めた私が言うのもなんですが、向いている人にははっきり向いています。

① 出張が多い人

飛行機に乗る回数が多ければ、それだけで貯まります。搭乗マイルは日常決済より効率がいいので、出張の多い会社員は圧倒的に有利です。

② カード決済額が大きい人

年間300万円以上をカードで支払う人なら、日常決済だけでも現実的な速度で貯まります。事業をされている方や、家族の支払いをまとめている方が該当します。

③ 家族の人数が多い人

航空券は人数分かかります。4人家族なら現金負担は4倍。人数が多いほど、特典航空券で浮く金額が大きくなります。

私のように夫婦2人、しかも海外は一人で行く場合、浮く額は限られます。ここは家族構成による差が大きい部分です。


マイルを貯めるなら、知っておきたい3つの落とし穴

① 3年で失効する

ANA・JALのマイルは、加算から3年で失効します。少しずつ貯めていると、貯まりきる前に古いマイルから消えていくことがあります。

年1回は残高と有効期限を確認してください。

② 「特典航空券は無料」ではない

マイルで交換できるのは航空券の運賃部分だけです。

  • 燃油サーチャージは別払い(ハワイ往復で3〜5万円かかることも)
  • 空港使用料・税金も別途

「マイルで無料」という言葉を見たら、この2つを差し引いて考えてください。

③ 目的が入れ替わる

いちばん怖いのはこれです。

旅行に行くためにマイルを貯めていたはずが、いつのまにかマイルを貯めることが目的になる。必要のない買い物をしたり、還元率の低い店を避けて不便をしたり。

生活費の範囲内で、無理なく最大化できる分だけ。そこを超えたら本末転倒です。


判断のしかた:3つの質問

貯めるかどうか迷ったら、この3つに答えてみてください。

  1. 年に何回、飛行機に乗りますか?(少ないなら、マイルの出番も少ない)
  2. 年間のカード決済額はいくらですか?(300万円未満なら、貯まる速度は緩やか)
  3. 支払い先を変えることを、楽しめますか?(苦痛なら続きません)

3つとも「マイル向き」なら、やる価値は十分あります。ひとつでも引っかかるなら、私のようにポイント側に寄せるのも立派な選択です。

どちらが正しいという話ではありません。自分の生活に合うほうを選べばいいだけです。


私が実際に使っている2枚

参考までに、私の手元にあるカードを書いておきます。

楽天カード(5年使用) 生活費の支払いを集約しています。年会費は永年無料で、貯まったポイントは楽天トラベルの宿代にも、楽天市場の買い物にも使えます。マイルのような爆発力はありませんが、何も考えなくても貯まるのが利点です。

JRエクスプレスカード 新幹線の予約専用です。京都に住んでいると新幹線を使う機会が多いので、こちらは用途を割り切っています。

枚数を増やすより、使い先を絞ったほうが管理は楽でした。

💳 私が5年使っている1枚

楽天カード

年会費永年無料・ポイントは楽天トラベルの宿代にも使えます

✓ 生活費を集約するだけで月3,000〜4,000ポイント

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まとめ

  • 私はマイルを貯めていません。ANA・JALカードも持っていません
  • 理由は3つ。生活の支払いを旅行のために設計したくない/使い道が航空券に縛られる/楽天ポイントのほうが生活に合う
  • 夫婦2人でハワイなら70,000マイル。カード決済だけなら700万円分の支払いが必要
  • 出張が多い・決済額が大きい・家族が多いなら、マイルは有力な選択肢
  • 落とし穴は3年で失効/燃油サーチャージは別払い/目的が入れ替わるの3つ
  • どちらが正しいかではなく、自分の生活に合うほうを選ぶ

今日の一歩:年間のカード決済額と、飛行機に乗る回数を数えてみてください。それだけで、自分がどちら側かはだいたい分かります。


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※本記事は筆者の個人的な判断と経験に基づくものです。マイルの必要数・交換条件・燃油サーチャージは各航空会社の規定により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。

この記事を書いた人

マネーコンパス(52歳・会社員)

43歳・貯金ゼロから資産形成を始め、9年で資産4,900万円・不労所得は月6.6万円に。 新NISA・配当株・固定費削減を、すべて自分の実体験にもとづいて発信しています。

詳しいプロフィールと資産の内訳を見る →

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